こんにちは。本庄南大通り店です。
2020年1月6日の朝のニュース番組『NHKニュースおはよう日本』の『まちかど情報室』というコーナー。朝の時間なので食事を取りながらぼんやりと横目で見ていると。
「逆光だったり、眩しさで子供を見失う事があって困っていました。でも、コレをつかったら・・・」(ぼんやり見ている状況なのでハッキリとは記憶していないのですが、上記のようなニュアンス)「コレです!!」と登場したのが”茶色に変色したコンタクトレンズ。
昨年2019年12月にジョンソンエンドジョンソン社より発売開始された『調光コンタクトレンズ』です。(まだ、一部の施設でしか扱っていない状況で、現在まだ当店でのお取り扱いがありません。2020年1月時点)
普段からメガネを利用されている方でもご存じない方もいらっしゃいますが、『調光レンズ』はとっても便利で熱いファンのいるレンズなんですよ。ざっくり説明すると”紫外線に反応してほぼ透明な状態からサングラスの濃度まで色がつくレンズです。”科学反応で色・濃度が変わりますので、”パッ、パッ”と2色が切り替わる訳ではなく、”ジワリと色が付き、ジワジワと色が薄くなる”感じです。
各メガネレンズメーカーが独自の技術をもっていたりしますが、『トランジションズ』(Transitions社)という海外のメーカーがこの調光レンズに関しては多くの先進技術を持っています。『トランジションズ』の和訳を『調光』と勘違いするほどです。(因みに『フォトクロミック』(photochromic)が調光の英訳です。「フォトレンズあるかい?」のお客様は・・・ムム、出来るな。。。と同時に『トランジションズ』を好まないお客様の可能性もあったりするメガネ屋あるある?です。)
メガネレンズの技術をコンタクトレンズに応用・・・なんでしょうが、医療機器のコンタクトレンズを調光化することは相当に難しい事だったのではないかと思います。製品名は『アキュビューオアシス・トランジションズ』。そうです。こちらも『トランジションズ』社の技術提供による製品なのです。スゴイ!!
まだ自店での販売・取扱いがない状況ですし、製品についての説明等を受けていない状況なので”いい加減”な情報になってしまう可能性もあるのですが・・・(私の考える)幾つかの課題というか”おしい!”の点。
- ワンデータイプでは無い。(製品は2WeeeK頻回交換タイプ)
- 退色緩やか(透明になるまでの時間)
- レンズ全体が着色(黒目の周辺に意図しないサークル効果)
(アキュビューブランドの遠近両用コンタクトは”ワンデー”で何故にこれは2Weekなのよ。)が一番の印象です。”マーケティングの正解”は恐らく私の印象とは逆なんでしょう。それと、製造コストの問題があるのかもしれませんね。早く私自身も装用してみたいです。
スターキージャパン Livio AI(リビオ)
AI人工知能を搭載した補聴器。スマホとの通信機能だけでなく、補聴器内部に加速度センサーなども組み込み”転倒検出”やボディスコア(運動量・歩行数)等の管理や翻訳機能なども併せ持つ。
そして2番目に紹介されたのが『AI補聴器』。NHK様の番組内のコーナーなので放送時に製品名など紹介されませんでしたが、『スターキージャパン社のAI補聴器”Livio”リビオ』です。
安心して下さい。こちらは当店でも扱っています!絶賛販売中です。
放送内容を簡単に要約すると”周囲の雑音を抑える事が出来るよ”と”転倒検出”の機能の紹介でした。デモ音声を使用して紹介されていたのですが・・・”写真はイメージです”くらいの感覚で捉えて頂けたらなぁと思います。今後の補聴器のあり方そのものを変えるような革新的な補聴器である事は間違い無いのですが、補聴器の基本性能は足りない音を補う事で元々の使用者(装用者)の語音弁別能(ことばを聞き分けるチカラ)を劇的に向上させるような機能は現時点ではありません。機能は”快適さ”を向上させるモノとご理解頂けると良いと思います。
一応、3つ目は『EMS』(電気刺激で筋肉を活性化させる技術)でふくらはぎを鍛えましょう。の器具でした。
「NHKの情報番組。仕事始めの初日・・・これは、、、今日は電話が鳴りやまないのでは???」と危惧しましたが、それは杞憂に終わりました。
というか、ほぼ反応はありませんでした。きっと当店にたどりつく方がいなかっただけで、NHK様の『まちかど情報室』のサイトはサーバがダウンしていたと思います。(希望)