こんにちは。本庄南大通り店です。
我々日本人が大好きな『世界三大〇〇』。これは殆ど”日本人が勝手に決めた事柄”ということはご存じでしょうか?
「三大美女!楊貴妃、クレオパトラ、さてもう一人は?」「三大料理!フレンチ、中華、さてもう一種は?」と外国人に聞いてもほぼ答えられません。そして、「・・・で何。なんなの??」等の興味すら持たれない事が殆どなんですよ。日本人はランキングが好きな国民性なのでしょうか?
さて。補聴器メーカーの『オーティコン補聴器』というブランドがございます。もちろん、テレビCMなどをしている訳ではないですし、日常的に目にする商品でもないですから、知らない方が殆どなのも無理もありません。
Oticon 「オチコン・・・?有名なの?どこの?輸入品?」と訝しげに問われるお客様も多いのですが、「世界6大メーカーの一つですよ」と説明すると、「おぉぉぉ。そりゃイイね!」と一気に興味を持って頂けます。恐るべし”世界〇大効果”。調子にのって「そうです。創業者ハンス・デマントの名を冠した”デマント社”はデンマークを代表する補聴器企業なんですよ!デンマークは補聴器大国でして、他にも・・・」と続けると、急に興味を失ってしまう方も多いのですが・・・
さて。2020年1月。『デマント・フェス』なる”フェス”が都内で開催されました。
『フェス』です。。。(製品発表会や賀詞交歓会などではありません。)フェスです。私自身は『フェス』の方?は参加せずに新製品発表のパートより参加いたしました。
製品は『重度難聴』と言われる難聴者向けの『ウルトラパワー』『スーパーパワー』(高出力タイプ)の補聴器が『大人用』『小児用』『福祉用』(障害者総合支援法)で発表されました。『Xceed(エクシード)』『XceedPlay(エクシードプレイ)』『OpnPlay(オープンプレイ)』です。
『オーティコン補聴器』の最新機種『オープン』シリーズと同様の”べロックス”(Velox)チップを搭載するモデルとなります。今までの高出力タイプからの各段な進化です。『オープン』の代名詞であるオープンサウンドナビゲーターも搭載(一部機種除く・左記機能は聞く労力を軽減し、会話の想起をしやすくしてよりよい聞こえを実現する機能)。
この高出力タイプ(重度難聴用)補聴器が適応となる方の場合、聴力だけのコミュニケーションが困難な事が多いです。また、音の大きさに過敏であることはあるのですが、そこまで繊細な音質を求めることも多くないので機械の堅牢度や信頼性重視で製品のサイクルは一般的な補聴器よりも少し遅れる事があります。(これはオーティコン補聴器様だけでなくほぼ全てのメーカーで)
今までの『スモー(SUMO)』や『センセイ(SENSEI)』『ダイナモ(Dynamo)』(補聴器のモデル名)などからは飛躍的な進化となりました。
当店でも『重度用』の取り扱いは割合としては多くありませんが、自信をもってお勧め出来る商品かと思います。
2020年1月22日より販売開始です。
ご興味がある方は是非、当店アイメガネ本庄南大通り店へお立ち寄りください。
余談ですが。。。
今回のデマント・フェスの会場は六本木の『リッツ・カールトン』で行われました。もちろん、初潜入です。と、いっても客室の方まで行く事はなく下層階のホールなのですが、それでも雰囲気がゴージャス。通路も良い香りがしたり、美術品&アート作品などの配列もオシャレだったり。お水のグラス、コーヒーの味とこれでもかっていう程の高級感と非日常感でした。仕事でなければ絶対に来る事はないだろうなぁ~と。
まぁ。ゴージャヤスなことで・・・なんて思ったりもしますが、デマント社の副社長さんがデンマークから来ていたりするので、(そりゃ、そうだな。逆にもしキヤノンの副社長がデンマークに行った時には”一流ホテル”を用意するよね・・・)と。デマント社はそれくらいの規模の会社なのです。