TURNING(ターニング)谷口眼鏡 2021年春モデルの入荷

こんにちは。本庄南大通り店です。

いつもテレビの話題で申し訳ないのですが・・・少し前に『スマホで写真を撮る時の持ち方』について特集されていました。

【カメラ(デジカメ)のように四隅をもって撮影VS裏面を手で覆うように持って撮影】

えぇ。未だに『早送り・巻き戻し』と言い、マゲを結い、腰に刀を持つ身としては・・・(え??何の話題???)と思ったのですが、もう「カメラ(デジカメ)は持った事ないですね。スマホあるんで!!」世代の方には”レンズが中心”なんて概念すら無いようなのですよ。

さて、もう聞くことも怖いのですが・・・

プラスチック製のメガネの事を皆様(お客様)はどの様に読んでいるのでしょうか???

業界?(当店)では『セル』と呼ぶ事が殆どなのですが、最近はお客様には『プラスチック製』や『樹脂製』等の説明でご案内をするように心掛けています。(『セル』(セルロイド)は既に”アセテート”に置き換わっていますし、昨今は”ウルテム”や”TR-90″等の材質のモノも多くなって来ています。)

洋服も繊維・素材の進化と共に状況が大きく変わっていますが、メガネ(眼鏡)も同じなのです。

ただ、”古いモノ”が”ダメなモノ”では決してありません。

樹脂系の素材の進化は凄まじく、もともとのポテンシャル(変形しづらく丈夫、熱にも強い、アレルギーフリー等)に加え、質感や色味(カラー)、機能性(抗菌コート)など本当に良い素材で確かな『製品』になっていると思います。

しかし、『セルロイド』や『アセテート』の素材でできたメガネにはやはり、それとは違った良さと魅力が存在するのです。

なんだコレ??
と思われますよね。メガネのテンプル(耳に掛かる部分)のパーツの磨き工程の1つです。(画像は谷口眼鏡のモノです。)

谷口眼鏡は福井県鯖江市にある眼鏡工房(製造会社)なのですが、『セル枠』(プラ枠)に拘り抜いているメーカーです。
(メタル枠もありますが、テンプルなどに必ず”仕事”が入ります。)

『TURNNING』(ターニング)と言うオリジナルブランドで販売を行っています。
(”ターニング”をご存じの方はガチのメガネ好きの方が多いので、『谷口眼鏡』とメーカー名で呼ばれる方も多いのですが・・・)

製品ももちろんですが、その”姿勢”(想い)がカッコ良いんですよ!!!

販売する側が上手に伝えられ無いことがもどかしく、申し訳ないのですが・・・

TURNING/T184 □53 col.1クロ
TURNING/T184 □53 col.3ブルーホーン

個人的に私のイチ押しモデルです。
ちょっと太めで肉厚な生地が素材感を存分に感じる事ができますし、サイズ感も絶妙なウエリントンは長く使用しても流行に流されることは無いと思います。そして、カラーは『ブルーホーン』ですよ。
実物は掛けてみると、落ち着いた色味ですし、”味わい深い”と思います。

と。。。

因みに、『新作』では無いんですけどね。。。

良いんですよ。未だに!!!

埼玉での取扱店もそれ程多くないので、”カブリ”も少ないと思います。むしろ、被った時には”同志”として谷口眼鏡を語り合って下さい。

また、新作も少しずつご紹介していきます。

この記事を書いた人

アイメガネ本庄南