遠近両用ハードコンタクトレンズ

遠近両用ハードコンタクト

日本国内でのハードコンタクトレンズユーザー様は減少傾向にありますが、今も多くのご愛用者様がいます。
ハードコンタクトレンズの強みの一つである高い光学精度。蓄積された設計技術が相まって9㎜程度の小さなレンズですが、快適な見え具合に満足される方も多いです。
プレ遠近といわれる低加入度タイプのモノから、近用度数を細かく設定出来る物まで幅広いラインナップでご案内しております。

メニコン『メニフォーカルZ』

独自の2重焦点レンズ設計。交代視タイプで遠方と近方の見え具合にメリハリが付きやすく、”しっかり見える”印象を得やすい。

◎遠くも近くも見えるレンズのしくみ

既にハードコンタクトレンズをご利用の方はご存じかと思いますが、コンタクトレンズを黒目の中心に乗せます。
中心部に”遠く”を見る度数が入っています。”近く”はその周辺に度数が入っているので、近方視などをして視線が少し下がった状態になると、自然に近くも見える仕組みです。
これは、メガネレンズの遠近両用タイプと同様の使用方法です。

◎メニフォーカルZだけの専用設計

決め手は『2重焦点』のレンズ設計。

メガネのレンズ設計では『2重焦点』の進化版として『累進多焦点(度数変化)』レンズが登場してきました。”境い目の無い美しいレンズ”として今も主流のレンズです。
メニフォーカルZでは遠方・近方ともに満足できるよう見え方の質を追求し、『2重焦点』のデザインを採用しています。

『メニコンZ』(単焦点)レンズは非球面設計と装用感を改善する為に、標準でのレンズ径が一般的なハードコンタクトレンズよりも一回り大きなデザインになっています。
『メニフォーカルZ』の標準レンズ径は9.8㎜とさらに一回り大きなデザインとなっています。
これによりレンズの角膜上での動きは小さくなり、安定的に良好な視界を得る事が期待できます。

幅広い製作範囲に対応出来るため、初期の近見不良や調節力不足から成熟した老視(老眼)まで、対応する事が可能です。

○高酸素透過素材ZOMA

レンズの基材は通常の『メニコンZ』と同様の『ZOMA』を使用。
装用時間が長くなりがちなコンタクトユーザー様にも安心です。

※掲載画像はメニコン『メニフォーカルZ』HPから引用しております。

レインボーコンタクトレンズ 『ニューステージ』シリーズ